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丹羽順子(にわ・じゅんこ)のホームページにようこそ!このサイトでは、環境問題やサスティナブルな暮らし方について、ブログ形式にて思いつくまま書いています。世界中の旅の記録や、映像作品もご覧頂けます。お気軽にコメント、メールお待ちしております。  koko@junkoniwa.net

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October 29, 2006

エコビレッジ国際会議に参加して

begood061029_1.jpg週末は、BeGood Cafeが主催した日本初のエコビレッジ国際会議に参加しました。初日の土曜日はgreen.tv日本版の取材活動の一環として、二日目の土曜日は司会としての参加。総勢12名の国内外ゲストのお話しやインタビューはとても示唆にとんでいて、日本も含めた世界中のエコビレッジの事情を理解する良い機会になっただけでなく、日本でこれから更に盛り上がってくるだろうEVのムーブメントの兆しを感じる事が出来ました。 (…続きを読む…)

サステナビリティー, 特集! | コメント (2)   

September 15, 2005

VOICES

ちょうど大学院でプロジェクトのプロポーザルを一つ出すという課題が出ていたので、USPで3日間過ごしてまとまったアイデアを書いてみました。タイトルは”VOICES (Voices of Indigenous Communities for Education for Sustainability)” 日本語で言うと、「持続可能な教育のための、先住民族の声」でしょうか。行き過ぎた経済優先の活動や環境社会配慮に欠ける国際開発政策に押しつぶされそうになっている、でも復活を見せているフィジーの村のような明るい取り組みを記録して、教材にしていく、というプロジェクトです。結構分かりやすいと思うので、是非読んで、感想を教えて下さい!

VOICES (Voices of Indigenous Communities for Education for Sustainability) PDF (560K)

英語でアカデミックな文章を書くのはかなりの試練なんですが、プロポーザルも書けて一段落っ。南太平洋大学での取材も終わり、明日からはいよいよ、フィジーのビチレブ島探検、行ってきまーす!

特集!, いろんな旅 | コメント (1)   

September 3, 2005

ありがとう地球市民村

愛・地球博の地球市民村での1ヶ月半のインターンが終了し、昨日、神奈川の自宅に戻ってきました。

インターンは、去年10月から行なっているイギリス大学院コース(持続可能な発展のためのリーダーシップ養成コース)の一貫として行なわれました。このコース、一年間で5カ所(政府2カ所、NGO2カ所、企業1カ所)でインターンをしながら、サステナビリティーに向けての取り組みを現場で学ぶというものなのですが、そのうち今回の地球市民村でのインターンは最後のインターン、「企業のインターン」でした。地球市民村の事務局は博報堂(日本でも有数、世界でも9番目に大きい広告戦略会社)によって運営されているので、博報堂のサステナビリティーに向けての取り組みを勉強してきたわけです。

結論:

1/企業は変わります。変わって来ています。博報堂のような今まで大量生産/大量消費を促してきた会社も、「このままではまずい」と気づいて、行動を始めています。たとえその動きが自発的なものではなく、消費者やクライアントの企業や競合会社(電通)からの圧力によるものであろうとも、企業イメージを高めるためのもであろうとも、動機はどうでもいいと思います。とにかく変わって来ている。面白い動きが色々出て来ている。損保ジャパンやコスモ石油などの会社の方にも(地球市民村に協賛して下さっているので)お話を伺う機会がありましたが、世はCSRブームだと再確認しました。皆さん、趣向を凝らして独自のプログラムを展開していらっしゃる。一方で、博報堂は今アジアを中心に支店を増やしたり、他社と新しい企業を作ったりして、どんどん業務を拡大している。博報堂のような余裕のある会社だからこそ、企業経営陣からしたら「のほほん」としたことが出来るとも言えるんだけど。

2/時代はNPO/NGOと企業のコラボレーション。NPO/NGOの現場性、専門性と企業の経営やマネージメント能力を合わせて、商品開発、販売促進、社会貢献事業など色々なことが始まっているし、さらに展開していける時代。例えば「地球市民村」は(1)行政(経済産業省、名古屋市など)を中心とした博覧会協会が主催・指揮、(2)博報堂がプロデュース、(3)NPO/NGOがコンテンツ提供、とまさに、社会の色々な組織の方が関わった実験的な壮大なプロジェクトでした。色々なバックグランドの人が入り乱れ、衝突し、触発され、マグマのように熱いボコボコが毎日起こっている現場でした。知らない事を恐れない、批判し合わない。お互い違っても学び合って助け合って、設定した共通のビジョンに向かって進んで行くのみ。そういうスピリットが大切にされている、素晴らしい現場でした。人間が自己発展のために大切にしなくてはいけないことを、企業や行政やNGOレベルでも当然、大切にしていかなくてはならない、と再認識。

3/それぞれのレベルに対してそれぞれのコミュニケーションを。とかく難しくなってしまいがちな環境問題や国際協力の問題。それをどう伝えて行くかということで、NPO/NGOの方たちは(コミュニケーションや表現力のプロである博報堂の力を借りながら)「持続可能性への学び」というコンセプトのもと、趣向を凝らした体験型プログラムを発表しました。地球市民村に来るお客さんは毎日平均1万人ほど。NPO/NGOやサステナビリティー/国際協力なんて全然知らない人たちばかり。そういうビギナーが、「あれ?」「ほー」と感じて、自分の忙しい日常でも何か始めようと感じて帰って行きました。キーワードは「きっかけ」と「つながり」。支持母体をどんどん拡大していくためにも、それぞれのレベルに合致したコミュニケーションが大切。持続的なつながりのために。

大学院用にレポートを書いたので、かなり駄文/英語ですが、興味のある方はこちらからダウンロードして下さい。過去に書いたレポートもよろしく。ご感想などなど、心よりお待ちしております。

ふぅ〜、いろいろな体験や感動がありすぎて、消化しきれていない感じ。でもまた時間がたった時にじっくりと味わえることでしょう。8月も終了。とろけそうに暑かった万博だったけど、かなり充実した夏となりました。おせわになった皆さま、どうもありがとうございます&これからも引き続きよろしく。来週からは10日程、フィジーに出発。これも持続可能な教育のためのお仕事です。スローライフがしたい!と思っている私ですが、スピード感のあるライフも好きみたい。しばらくはこんな感じで、レインボーウォリアーズとして走り続けまーす。万博よ、さようなら。ありがとう地球市民村。

その他もろもろ, 特集! | コメント (3)   

August 20, 2005

水は誰のものか?

今日、NHKスペシャルで、ウォーター・クライシス 水は誰のものか?「第一回 狙われる水道水」という番組をやっていた。来週閉め切りのレポートに着手しなくちゃならないのに、この手の番組をやっていると、ついつい見てしまう。

番組は、フィリピン、アメリカ、イギリスの現状を取材し、巨大なグローバル企業が水を商品として扱うことによって水道水が値上がりし、多くの人に水が行き渡らないようになってきている問題を取り上げていた。以前から「石油の戦争」の次は、「水の戦争」が来ると聞いていて、どういうことなのか興味があったけれど、「あー、やっぱり、肥大化した企業が利益を求めることの弊害がここにも出てるんだな」と納得した。

いま世界で起きているさまざまな問題、そして将来にも起きると予測されているさまざまな問題の多くの原因は、利潤追求型の企業活動、とりわけグローバリゼーションにある。グローバリゼーションとは、(良い側面もあるけれど、この文脈では)経済発展を遂げた者に、世界的権力がさらに集中していくシステムのこと。環境問題、食糧問題、大量生産・消費の問題 …. そして、また水の問題。すべては、(グローバル/多国籍)企業が地球環境や人権を顧みず、富を貪ることによっておこってしまう。

例えば番組のフィリピンの例。フィリピンでは、8年前、世界銀行の貸し付けを受けて国内の財閥とフランスのグローバル企業との合弁会社が誕生し、「世界最大の民営化」が行なわれ、水事業を取り持つ事になった。民営化によって水道網は整備されたが、新会社は水道料金を大幅に値上げ。料金を払えなくなる住民も多くなり、貧しい人ほど水を手に入れるのが困難になった。それなのに、新会社へ出張に来るフランスの技術者には、一番低いレベルでも6万円の日当が支払われていたと言う。新会社は結局、「利益が出ない」として水事業から撤退。水事業は公共に戻ったが、水の値段は以前の2倍以上になってしまった。同じような例は世界各地でおこっており、ボリビアでは死者が出る程の暴動に発展している。水は、人の命にかかせない。なのに今、世界中で11億人(実に6人に一人)が水不足で困っている。

水は会社の商品じゃなくて、人間の権利だ。「水が自分たちでコントロール出来なくなるというのは、命の危機なんです。」と話していたのは、カルフォルニアのフォルトンという街に住む、フランクさん。フォルトンでは先頃、「水は企業のものなのか?それとも住民のものなのか?」の住民投票が行なわれ、一度企業に買収された水事業を、もう一度公共化することが決まった。住民1人当たり年6万円の税金を30年間支払い続けて権利を買い戻さなくてはならない。それでも、命に不可欠な飲料水をどこか遠くの企業の人たちにコントロールされたくない、という住民の判断だ。

民営化と言えば、日本では郵政民営化。小泉さんの言うように政府のスリム化は魅力的だ。でも公共性の高い事業を経済論理にのせて果たして大丈夫なのだろうか?という不安もある。レーガンやサッチャーの時代に「小さな政府」が推進され、今では政府よりも企業が絶大なパワーで世界のルールを決定するようになってしまった。ウェールズでは、水事業は企業でも行政でもなく、なんとNPOが運営している。公営でも民営でもない、新しい水サービスの在り方だ。

ウォータークライシス、第二回の明日は、食糧の生産に使われる水の現状「かれはてる大地」だそうです。明日は多分、仕事の帰りが遅くて見れないので、見た方は、ぜひ内容を教えて下さい。お願いします。

もっとお勉強したい人は:
儲からなければサービスは無し
誰のための世界水フォーラムか?

サステナビリティー, 特集! | コメント (3)   

August 3, 2005

フジロックでエコ盛り上がり!

avalon2005stage_small.jpg行ってきましたフジロック!やってしまいましたアバロン・ステージ!

今年、アバロン・ステージは全ての電気を自然エネルギーでまかなうという前代未聞のチャレンジをしたのですが、フジロック期間中の3日間、しっかりとクリアな音を出し続けることができて、大成功!  ステージのみならず、NGOビレッジや飲食ブースの電源(照明や冷蔵庫など)も全て自然エネルギー(バイオディーゼル燃料、ソーラー、水力、風力)でまかなうことが出来ました。3日間で23のライブも、ロック、ブルー・グラス、スカ、ハワイアン、ポエトリー・リーディングと実に多彩で、お客さんも常に満員状態。私も最初から最後までたっぷりと楽しませて頂きました。(そのうちいくつかは、後日コスモスマイルで聴けるようになるので、お楽しみに!)

avalonme.jpg今年の目玉はなんと言っても、バイオディーゼル燃料を使用したこと。天ぷら油をリサイクルした、地球環境に負荷をかけないエネルギーの導入です。なるほど、どうりで軽油を使っている時と比べてくさい匂いもしないし、空気もクリーン!でも、これって宣伝しないとお客さんにはなかなか分かりにくい。というわけで、私は3日間、朝から晩までステージから何回も何回も「アバロン・ステージは今年は未来に向けたチャレンジをしています!」とメッセージを発信し続けました。こういう話題はフジロックの客層にはどう受け取られるんだろう?と内心ドキドキしてたけど、みんな熱心に聴いてうなづいてくれたり、拍手して応援してくれたりして、かなり関心が高いことも分かりました。うまく言えないこともあったけれど、自分が信じている未来の取り組みについて一生懸命、主張したつもりです。何より確かな手応えを感じたのがとても嬉しかったです。

avalonshirai.jpgアバロン・ステージの午前中のメニューは、1日目「エネルギー」、二日目「貧困」、三日目「災害」とテーマを変えたトーク・セッション。固い話題をいかにお客さんに伝えるかというのが課題でしたが、NGO関係者やアーティストの方々の助けもあって、分かりやすくファシリテートできた気がします。個人的には、ロックの女王と言われ今年で歌手活動25周年、現在はエコロジーの女王とも言われるほど、いろいろな活動をされている白井貴子さんとトークして、仲良くなれたのがとても嬉しかったです。チャーミングで笑顔がとっても可愛くて、こちらまで心の底から明るくなってしまうようなパワーを持った方でした。

avalon2005_small.jpg何はともあれ、みんなの未来にかける思いが一つになって、大成功だった今年のフジロック、アバロン・ステージ。雰囲気もとってもピースで、「アバロンが一番良かった」と言ってくれたお客さんも大勢いました。色々な人に希望と新しい未来への展望とスマイルを提供できたことが本当に嬉しいです。多くの方々との新しい出会い(イギリスのNGOFuture ForestsのDanさんもかけつけてくれました。)や、私にとってかけがえのない仲間達との新たな挑戦は、確実に未来へとつながってゆきます。スタッフの皆さま、本当にホントにお疲れさまでした。そしてどうもありがとうございました。「エネルギーも自給自足」これぞ、真のロックンロール!今年のこのワクワク感を来年も更に加速させて、エコロジー・アバロン・ステージ育てて行きましょうね!

特集!, 気になるニュース | コメント (10)   

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