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丹羽順子(にわ・じゅんこ)のホームページにようこそ!このサイトでは、環境問題やサスティナブルな暮らし方について、ブログ形式にて思いつくまま書いています。世界中の旅の記録や、映像作品もご覧頂けます。お気軽にコメント、メールお待ちしております。  koko@junkoniwa.net

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November 25, 2008

上海へ!子連れ旅行

china01.jpg
先週、娘と一緒に初冬の上海に出かけてきました。中学から大学まで一緒に過ごした親友を訪問するためです。旦那さんの仕事で、1歳になる息子さんと上海に移り住んで1年余りの彼女。駐在員の奥様ということで、お手伝いさん付きのかなりハイソな生活をしていて(駐在員では普通らしい)、私たちも快適にステイさせてもらいました。中国は今まで2回行った事があるのですが、これだけ中国が色々な意味で注目されるようになってから、また私がエコ意識をしっかり持って生活するようになってからは初めてのビジットだったので、今の中国を肌感覚で知るという意味でも大収穫の旅行でした。 (…続きを読む…)

サステナビリティー, いろんな旅 | コメント (6)   

October 13, 2008

徳島県上勝町「ゼロ・ウェイスト宣言」の試み

chagemakers01.jpg科学ドキュメンタリー・チャンネルの「ディスカバリー・チャンネル」が、地球温暖化防止のための先端技術や取り組みを紹介する番組を制作するということで、日本コーディネーターとして、一週間の取材に出かけてきました。久しぶりのテレビ制作の仕事現場は、大手メディアの限界みたいなものを再認識するものだったのだけれど、普段は出会えない最先端の科学者や研究者の情熱を垣間みたり、日本とは全く違う欧米のドキュメンタリー制作の手法に立ち合えたり、ディスカバリーに関わるクリエイターのプロ根性に感動したりして、とても貴重な経験でした。(写真はオーストラリアのカメラマン、イギリスのプロデューサ、そして日本人のサウンドマンのクルーの面々。カメラが壊れていて、残念ながら携帯電話での撮影です…)

取材では大手企業の燃料電池とか、二酸化炭素の濃度を測る人工衛星の打ち上げとか、話題になってる発電する床とか…一日に何カ所にもお邪魔して、目が回るような忙しさでした。どの現場にも「この取り組みが、地球を救う!」というような情熱が感じられたのだけれど、特に取材最終日に伺った徳島県上勝町は、素晴らしくて涙が出そうだった。四国に、この町に移り住みたいと思っちゃったぐらいです。杉山に囲まれ、棚田と古民家の集落が立ち並ぶひっそりとしたこの町を、今度は家族でゆっくりと味わいたいものです。

changemakers02.jpg「ゼロ・ウェイスト宣言」の火付け役はこの方、笠松和市町長。アイデアと行動力と情熱にあふれていて、しゃべりだしたら止まらない元気一杯のおじさま。そしてとてもハートフルで優しく、私たちが昼食を食べる暇もなく取材してたら、町長自ら差し入れでお餅を下さったり、周りの人への気遣いに溢れている人。存じ上げなかったのですが、町おこしの有名人で「持続可能なまちは小さく、美しい」(上勝町の挑戦)という本も出していらっしゃいます。短い間だったのですが、私たちはもちろんのこと意気投合して、町長は「浪費しない豊かな未来を!」と私の名前をサインして本を贈呈して下さいました…感謝感激。

さて上勝町は2005年、日本の自治体としては初めて「ゼロウェイスト宣言」をしました。この宣言は、2020年までに町内から出るゴミをゼロにする(厳密にいうと、焼却や埋め立てをするゴミを無くす)という信じられないような野心的な試み。(ちなみにヨーロッパでは既に100以上の自治体が同様の宣言をして取り組みを始めています。日本は今のところ2カ所です。)私たちがまず訪れたのは、「ごみステーション」。ここですでに34分別、町内のごみの80%をリサイクルしているというのだから驚きです。個人宅や業者さんが、次々とゴミを持ち込み、指定された場所に楽しそうにゴミを分別していかれる姿が印象的でした。「ゼロウェイストは、人口2000人という小さな上勝町だから出来るという人がいるけれど、地域単位でくるくるショップを作ることは、どんな都市でもすぐに始められるはず」と町長。

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さらに感動するのは、ごみステーションの横に併設された、「くるくるショップ」。小さなカフェほどの店内には所狭しと家庭から出た「不要品」が並べられていて、誰でも好きな時に来て「無料で」持って行ける仕組み。物々交換の試みは、かなりスムーズに自然に機能していて、服や食器を持ち込む人、持って帰る人が沢山いました。私もちゃっかり子供服を頂いてきてしまいました。

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さらにさらにその隣にあるのが、「くるくる工房」。ここでは不要になって持ち込まれた布などを、地元のおばあちゃんが知恵を働かせて、ふんどしや草履や鞄などの素敵な商品に蘇らせ、販売しているんです。私とサウンドマンは大興奮で、藍色のふんどしをゲット!色とりどりの布から出来上がった品々は、心のこもったあたたかくセンスの良いものばかり。おばあちゃん達も、自分たちの眠っていたスキルが生かされているとあって、とっても生き生きとしています。徹底的なリサイクル、そして「くるくる」をテーマに再利用されていくモノたち。これらの活動はNPO法人ゼロ・ウェイスト・アカデミーが行なっていて、サイトもステキに出来上がっているので、是非チェックしてみて下さい。

しかし上勝町の取り組みは、それだけではないんですね。時間の都合上、詳しくは取材できなかったのですが、産業課の東さん(上勝のブレイン!)が教えて下さったところ、上勝では有機農業を実践したり、シュタイナーの学校を作ろうという動きがあったり、埼玉県小川町にならって、生ゴミからエネルギーを生成するプラントを作る計画があったり、風量発電は地元企業がかなり大規模でやっていたり、本当に真剣に「持続可能な町」を目指して、ガンガン活動しているという印象でした。

東さんに「こんなに盛り上がる秘訣は?」と伺ったら「ここは変わった人が多いんですよ。」という答え。「この町では、こんなことやりたいなぁーって誰かが突拍子もないことを言っても、次の日には、誰が適任か、どこの土地でやろうか、どこに機材があるか、っていう話になってる」んですって。超ポジティブ思考、そして目標に向かって諦めることなく進んで行く姿が清々しいっ!上勝パワーに賛同して、都市部から若い人たちも移り住んで行きているようです。

今回、様々な最先端技術を取材したのですが、専門家インタビューをさせて頂いた環境ジャーナリストの枝廣淳子さんが言っていたように、「環境問題の解決に効率化をはかる技術は大切だけれども、それだけじゃだめ。一人一人が足ることを知る。enough is enoughという価値観の変革が必要」だと思います。上勝の方たちは、小さな四国の山奥でそれを良く分かっていらっしゃる。元々は林業で栄えたこの町は、グローバリゼーションの波にのまれて過疎化と高齢化と不況を経験して荒廃してしまった。ではどうやって活力を取り戻すかということで、町民が力を合わせて何が本当に必要なのかを考え、それを町長のリーダーシップのもと、本当に生き生きと楽しそうに実践している姿が美しかったです。

ゼロウェイストは実は、鎌倉のお隣町、葉山町でも近々宣言される予定だと聞いています。中央政府は大きな目標を持てないでいるけれど、日本の地域コミュニティーは今、本当に元気で野心的。日本のどこかで今日も同じ夢に向かって取り組んでいる人たちがいると実感できたのが、とても嬉しかったし、これから私もどんどん鎌倉で実践したり、彼らの活動を発信していきたいと思いました。

最後になりましたが、笠松町長、上勝町役場の東さん、ごみステーションで取材に応じて下さった方々、くるくる工房で良くして頂いたおばちゃん、取材に伺えなかった個人宅のおじさま、時間が少ない中、無理な取材に応じて下さり、そして心優しい気遣い、目の覚めるようなエネルギーを本当にありがとうございました!

(取材した番組は、「Changemakers Asia : チェンジメーカーアジア(仮称)」というタイトルで、来年4月以降にディスカバリー・チャンネルでご覧頂ける予定です。)

サステナビリティー, いろんな旅 | コメント (6)   

September 25, 2008

Nowhere Resortでお手軽バカンス

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あ!虹だ!虹を見るなんて、何年ぶりだろう?

9月前半は夏の疲れか体調を崩してしまい、少々お疲れモードのNiwa Family。そこで淡々と仕事をこなし(来月から撮影のDiscovery Channelの地球温暖化関連の番組の制作に関わっていて、その準備がかなり大変)、向かったのは逗子マリーナ。ここで大学来の友人が、“Nowhere Resort”(ノーウェアー・リゾート)という「ホリデー・ホーム」ならぬものをオープンしたというので、一週間お友達価格で貸し出してくれたのだ。息抜きのつもりで旅行に出かけても、忙しく観光名所をまわったり、プランを詰め込み過ぎたりして、かえって疲れて帰ってくる事の多い日本人。逆にヨーロッパの人たちは、一カ所に数ヶ月も滞在して自然と親しんだり、地元の人と仲良くなったりしながら、特に何もしないでのんびりするというのが旅行の仕方のようだ。Nowhere Resortのコンセプトもまさに、それ。「リゾート」というより「暮らす」というイメージが近いのかもしれない。日常の忙しさを忘れて、家族や友人とゆったりと上質な時間を過ごし、リセットする。Nowhereのテーマが「ほどく」と聞いて、しっかりほどかれに行って来た。 (…続きを読む…)

私の生活, いろんな旅 | コメント (8)   

February 11, 2008

ベビーと行く旅行の必需品

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天藍を初めて長期間海外に連れて行くということで、今回は念入りに準備をしたつもりなのですが、持って来て良かったものの一つが、布おむつ。私たちの場合日本では布おむつを使っているものの「洗ったり持ち運びが面倒だから、外出先では紙おむつ」というのが、鉄則です。でも今回は一つのところに長く滞在するし、洗濯してもすぐ乾くからと思って、持ってきたのが大正解。洗濯をする回数は増えるものの、ウンチは海でチャッチャと洗い流してしまうと、お魚さんがよって来てパクパク食べてくれたりして!自然の循環ですね。
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半日も干しておくと、きれいさっぱり乾きます。毎回紙おむつを使っていたら量がかさばって大変だし、ついつい面倒でつけっぱなしにしてしまうこともあって、赤ちゃんが可哀想。何より天藍がかぶれもなく、心地よく過ごしているのが嬉しいです。…と2回続けて下の話になってしまいました。旅に出ると、生活の原点に返るからなのかしらん?
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おまけ:傑作の1枚!知らないうちにスプーンが使えるようになりました。歩くのが大好きで、よちよち毎日練習しています。真っ黒に日焼けして、いつも男の子に間違えられています。

サステナビリティー, いろんな旅 | コメント (5)   

February 11, 2008

トイレの後の始末

toilet.jpgタイのトイレにはトイレット・ペーパーがない所が多いです。バケツに水をくんでチャッチャっとかけて手で洗ってタオルでふいて、おしまいです。暑い時はすぐに乾くので、タオルでふかない場合もあります。タイに限らず、インドやバングラデシュなどの多くのアジアの国では、こういう簡単なやり方です。トイレには流すレバーもついていない、格段にシンプルな作りです。

はじめはちょっと抵抗があったのですが、慣れてしまえば、なんのその。とても気持ちいいし、お尻も良い感じ!このやり方に慣れてしまうと、トイレット・ペーパーが本当に無駄に感じてしまいます。以前、やはりこれにはまって、日本の自宅のトイレ(しかも札幌!)でも実践しているという人が「本当におすすめ!」と強力にすすめていたので気になっていたのですが、鎌倉の家でも出来たら良いのにな、と思います(冬は寒いのはさておき…)。でも水をくむ蛇口がトイレの横についていないから構造的に難しいのかな。

日本だとこれがウォッシュレットにあたるんですかね。鎌倉の家のトイレにも付いているけど、ほとんど使った事がありません。シャワーでシャーっとやるのと手で洗うのとは全然感覚が違うし、温風で乾かしても乾ききらないお尻をやっぱりトイレット・ペーパーで拭き取らなくちゃならないので、理解できません。わずかかもしれないけれど燃料を食うし、ウォッシュレットって、いつも無駄な商品だと思ってしまいます。ウォッシュレットに関しては、機械の最先端のスウェーデン人もびっくりしていました。日本は何でも電子化して効率化する、行き過ぎた達人だと思います。

いずれにせよ、タイのチャッチャのトイレの後始末が、私は好きです。自分の体を触って、つねに綺麗にしておく。自分の体を確かめるというか、感じるというか、最高の健康法だと思います。トイレに行くのが楽しみになるというか、ちょっと良い時間になる感じ!….でもこれが出来るのも、カラッとして清々しいタイの陽気だらこそですよね…

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