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丹羽順子(にわ・じゅんこ)のホームページにようこそ!このサイトでは、環境問題やサスティナブルな暮らし方について、ブログ形式にて思いつくまま書いています。世界中の旅の記録や、映像作品もご覧頂けます。お気軽にコメント、メールお待ちしております。  koko@junkoniwa.net

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February 21, 2005

ロンドンよ、さようなら

DSC00017.JPG 今日でロンドンもお別れ。去年の10月20日にこちらに来たので、ちょうど4ヶ月の滞在でした。なんだかあっという間で、もっと長く居たい!というところですが、次のインターン先は3月から日本で、と決まっているので一度帰るしかありません。

このコースでは本当に多くのことを体験し、学んでいます。ブログに全く書ききれないぐらい。これから9月までは日本に戻って、更に三つの団体でインターンをすることになります。その前に3週間休暇があるので、第二の故郷?になりつつあるタイに行ってきます。ヨガをしたり、津波のボランティアをする予定です。なかなか良さそうなボランティア・センターが見つかったんです。また色々な国の人の出会いが待っていると思うとワクワクするけれど、ロンドンの余韻を残しつつここを飛び立つことになりそうです…..

写真は、コースに一緒に参加している、カタ(ハンガリー)、アラン(ロシア)、シュフェィ(中国)です。みんなそれぞれの国に一旦帰って行ったのだけれど、10月にジュネーブでまた再会します。それを楽しみに、また日本でも頑張ろうっと!

いろんな旅 | コメント (2)   

February 21, 2005

自然エネルギーでブロードバンド

日本にもあるのかもしれないんですが、環境に配慮したブロードバンド・サービスというのをこちらで見つけました。The Phone Co-opの特徴は、以下の三つ。

ーCo2を排出しない(カーボン・ニュートラルな)電話&ブロードバンド(植林活動や再生可能エネルギーに投資する企業とパートナーシップを組むことにより実現
ー書類には必ず再生紙を利用
ー社員はなるべく車に乗らない、社内ではリサイクルをするなど環境に配慮した活動を徹底

競合に比べて価格もほとんど変わりません。頻繁にネットを使う私にとっては、こういうサービスがあると気持ちいいな。

サステナビリティー | コメント (1)   

February 21, 2005

世界の食を牛耳るモンスター企業の統計

イギリスでは左派でとてもまともな新聞、The Guardianの記事より 
(January 27. 2005):
“Free trade leaves world food in grip of global giants”
(フリー・トレードによって、世界の食は巨大企業に支配される)

いくつか、ぞっとするような統計があったのでメモ。

ー30の企業が世界の加工食品の3分の1を支配している
ー5つの企業が世界の穀物貿易の75%を支配している
ー6つの企業が世界の殺虫剤市場の75%を支配している
ー2つの企業が世界のバナナの売り上げの半分を占めている
ー3つの企業が世界の紅茶貿易の85%を支配している
ーアメリカの会社、ウォールマートはメキシコの食物卸売りの40%を支配している

これらの会社は、主にネスレ、モンサト、ユニレバー、テスコ、カーギルなどアメリカの会社。近年の自由貿易化の影響でますます肥大化し、発展途上国のローカルで規模の小さなビジネスをことごとく潰しにかかっているのです。

詳しくは:
The Guardinaのページ
食の企業に関するAction Aidのリポート

サステナビリティー, 買い物 | コメント (0)   

February 17, 2005

京都議定書発効へ

今日から京都議定書が発効されます。小泉内閣メールマガジンより、小泉首相のコメントを抜粋します。

小泉純一郎です。

 昨日16日、地球温暖化を防ぐための京都議定書が発効しました。8年前
にこの議定書が採択された京都の国際会議場には、議定書作成に努力した世
界各国の関係者や一般市民が集まり、記念行事が行われました。私も、官邸
からテレビ会議で参加しました。

 地球温暖化の原因と考えられるのが、私たちのふだんの生活からも発生す
る二酸化炭素などの温室効果ガスです。このまま温室効果ガスの排出を続け
れば、地球規模で、そして将来の世代にわたって、さまざまな影響が生じま
す。

 日本は、議定書の採択以来、一日も早く発効するように、各国に参加を働
きかけてきました。地球温暖化防止のために世界が協力していく枠組みがよ
うやく発効したことを心から歓迎します。

 日本は、世界の先頭に立って地球温暖化対策を進めていきます。日本には
太陽光発電や燃料電池、低公害車など優れた環境技術があります。こうした
技術を各国へ普及し、地球規模での温暖化対策に貢献していきたいと思いま
す。

 米国など温室効果ガスを多量に排出している国でいまだに京都議定書を批
准していない国がありますし、中国やインドなどの国には温室効果ガスの排
出削減目標を達成する義務がかかっていません。今後は、より多くの国が共
通の仕組みのもとで温暖化防止のために協力していけるように、努力してま
いります。

 日本は、温室効果ガスの排出を、2008年から2012年の5年間の平
均で、1990年レベルから6%削減する義務があります。2002年は、
逆に8%増えましたから、合計で約14%削減しなければなりません。

 日本の削減目標の達成は決して簡単ではありませんが、政府の公用車を3
年間ですべて低公害車に切り替えたように、これからも政府が率先して対策
をとるとともに、国民一人ひとりの行動を支援して、温暖化防止に向けた行
動の輪を広げていきたいと思います。

 京都議定書の発効は、地球温暖化防止に向けた大きな一歩です。かけがえ
のない地球を子や孫の世代に、より美しく保全していくために、世界のみな
さんとともに協力していきましょう。

気になるニュース | コメント (1)   

February 12, 2005

京都クライメート・マーチ

climatemarch01.jpg今日はロンドンで行なわれた「京都クライメート・マーチ(Kyoto Climate March)」に行ってきました。気候変動を防止するために世界140カ国が批准した京都議定書(Kyoto Protocol)が来週水曜日(2月16日)に発効されるのをお祝いすると同時に、まだ批准していないオーストラリアやアメリカに対する抗議を行なうためのパレードです。

集まったのは1000人以上と、思った以上の盛り上がり。イギリスはトニー・ブレア首相が政策の重点課題に気候変動の問題を掲げていることからメディアでもよく取り上げられているので、関心が高いようです。”USA、don’t be a climate terriorist!” (アメリカよ、気候のテロリストになるな!)などと書かれたそれぞれ思い思いのクリエイティブなプラカードをかかげ、「京都議定書に今すぐサインしよう!」と声をあげながら、石油会社のエクソン、オーストラリア大使館、アメリカ大使館の順にロンドンの街を練り歩きました。

climatemarch04.jpgアメリカ大使館の前では、国際NGOFriends of the Earthのディレクター、Tony Juniperさん(写真右)などが「政治家がアクションをおこさないのは、犯罪だ。」などとスピーチ。パレード時に使った拡声器の電源は、なんと自転車をこいで作ったエネルギー。そのサウンドシステムのかわいいこと!(写真下)

climatemarch02.jpg海外のパレードに参加したのは初めてだったのですが、警備隊との連携もとれていて、きちっとオーガナイズされていました。参加者は、とても真剣なんだけれどもポジティブな姿勢をもっていてパレードを楽しんでいる様子。10人ぐらいの人たちにインタビューしたのですが、「政策や経済活動に、私たちがもっとプレッシャーをかけていなくちゃ」「なるべく消費しないような生活をすること」「できるだけ車に乗るんじゃなくて、自転車を使ったり歩くこと」と模範解答がかえってきました。

climatemarch03.jpg地球温暖化によっておこる気候変動に関してはあまりにもスケールが大きい話だけに、なかなか感触がつかめないのが実状だと思います。統計によっては、100年間で3〜5度ほど気温があがるだろうと言われていますが、あたたかくなっていいじゃないかと思う人も多いと思います。ただ歴史的に見ると、地球は数千年から一万年のスパンで寒冷化・温暖化を繰り返していて、今までは気温が上昇するとしても100年で0.1度の計算でした。だから100年で3〜5度というのは深刻な数値なんです。このまま(特に西側諸国が)大量のエネルギーを消費する生活や経済活動を続ければ、100年後、200年後の世界は気候変動が今以上におこりやすくなり、場所によっては大災害がおこったり、海面上昇によって国が沈没したり、害虫が大発生したり(日本では長粒米しか栽培できなくなる、と言われています)と、何千万、何億人の生活に深刻な被害をもたらすことが予測されています。(かなりゾッとするシナリオです。)

climatemarch06.jpg京都議定書は、各国が協力しあって二酸化炭素などの温室ガスの削減につとめようという世界で初めての環境に配慮した国際的な取り決めです。日本の場合、1990年比で2008-2012年までの間に6%の二酸化炭素を減らすように義務づけられています。実情は8%を超えているということですから、かなり本気で取り組まなくてはならない数値です。省エネ技術の開発と推進、国内の企業間での排出量取引、環境税の導入についても力を入れて行かなくてはなりません。政府は、削減目標の内訳を、CO2やメタンなどの温室効果ガスの排出削減が0.5%、森林が吸収するCO2が3.9%、海外からの調達分が1.6%と見込んでいます。

climatemarch05.jpgヨーロッパでは、今年1月1日から排出権取引がスタート。”Contraction and Conversion”という新しい枠組みの可能性も話されています。

さてでは私たちに何ができるか?何をしなくてはならないか?と言うと、まずは、まわりの友達や家族や同僚と話をしてみる。そして電気の無駄遣いをなくす。ソーラーエネルギーなどの再生可能エネルギーや地域生産のエネルギーを導入してみる。(エネルギーが遠くから運ばれてくると、かなりのロスになってしまうので)車になるべくのらない。環境に配慮した活動をしている企業の作っている商品を買うことで応援する。パレードに参加したり、政治家にプレッシャーをかける…などなど。

まだまだ地球温暖化に関しては勉強不足なんですが、消費・エネルギー・生態系・新しいビジネスなど、いろいろなことが絡み合った問題だけに、これからもフォローしていこうと思っています。

京都議定書発効へ/何よりも国内対策の強化を

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