環境活動家として知られるDavid Suzukiさんのウェブページに「私にできること」10項目がのっています。日本語の訳は、こちら。
1) 家庭の消費電力を10%減らす
2) 断熱性の高い家、省電力の家電を選ぶ
3) 殺虫剤を使わない
4) 肉抜きの食事の回数を増やす
5) 国産の、できれば近くでとれた食べものを選ぶ
6) 燃費の良い車を選ぶ
7) 移動はなるべく徒歩、自転車、公共交通機関で
8) 住まいはなるべく職場や学校の近いところに
9) 車になるべく頼らないライフスタイルを
10) 環境について学び、情報を分かち合う
皆さんはいくつか実践していますか?
私は1)の電気は結構気をつけています。あとお肉も好きだけれど、なるべく控える食生活に少しずつ転換しているし、地産地消にも注意してる。10)に関しては毎日仲間と語り合っている気がする。
それから、私としてはこのリストに「必要なものしか買わないようにする」も加えたいところです。
たまにTVをつけると、番組の間に流れるさまざまな商品のコマーシャルの完成度の高いことには驚きます。パソコン、プリンター、携帯電話などの電気機器、清涼飲料水、お菓子などなど。とにかくイロイロな企業がイロイロな商品をこれでもか!という巧みな先方で売ろうとしているんです。消費に敏感な私でも(たまに)ついつい買ってしまいたくなるような仕掛け!でも、なんだかとってもだまされている気がする….
確かに便利なものはいっぱいある。でもそこまで便利になる必要があるの?その商品を買うことがどれだけ地球に負担をかけてるの?ただ単に儲けたい企業のたくらみに振り回されてるだけじゃないの?と思ってしまいます。ロンドンもすごかったけれど、日本(特に東京)は新しい商品をどんどん開発して購買意欲をかきたてる戦略が徹底しているんですよねー。
世界中の人たちが公平にベーシックなニーズを満たす物質を手に入れるようにするためには、当然、先進国に住む私たちが際限ない買い物を慎まなければなりません。日本やアメリカと同じような生活スタンダードを世界中の人が実践するためには、地球が4つ必要だ!とも言われます。大量生産、大量消費、大量廃棄の生活におさらばしないといけないわけですね!
でも「私たちの消費」と「環境問題」の関係性に関しては、まだちゃんとした理解がされていないし、世界的にもまだあまり取り組みが進んでいないのが現状です。でも少しずつ国際レベルでも国内のNGOレベルでも色々な活動が始まっているんですねー。下にいくつかあげましたので、ぜひ参考にしてみて下さい。
*国際レベルでリーダーシップをとっているのはUNEP(国連環境計画)。以前も紹介しましたが、最近、”Sustainable Living”に関して若者向けの分かりやすいリーフレットを出版しています。ここからダウンロードできます。
*イギリス政府は「パターンの転換:持続可能な消費と生産の枠組み」を国家政策として発表しています。ちょっとテクニカルだけど、面白い内容。
*日本は政府の調達(公用車から鉛筆まで、政府で必要なものを買うこと)に関しては、世界でもものすごく進んでいる方で、中央省庁全てできちっとグリーン購入(環境や社会に配慮した買い物をすること)をしているんですね。それは企業や行政団体から成るグリーン購入ネットワーク(GPN)という素晴らしい土台があるからで、これは世界から模倣される取り組みなんです。GPNではつい最近、一般の人たちを対象にした普及グッズを作ったり、京都GPNを立ち上げたり面白い活動をしてるんですが、政府や企業がターゲットになっている活動が多く、まだまだ一般市民の意識向上、行動改革までつながるプロジェクトは少ないです。
*海外のNGOは色々活動していて、例えばアメリカのNew American Dream. 英語ですが、下に紹介する素晴らしい本を出版しています。老舗ではカナダのAdbusters. 日本でもこちらの記事が「無買デー」を紹介してくれていました。
消費行動については、いろいろ書きたいことがあって、今回も盛りだくさんになってしまいました….
皆さんも「まず本当に必要なのかどうか?」をよく考えて買い物しましょうね!
| Sustainable Planet: Solutions for the Twenty-First Century | |
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Juliet Schor Betsy Taylor Juliet B. Schor B. S. Taylor
Beacon Pr 2002-11-01 |

koko@junkoniwa.net


さて日本で「オーガニック」「有機」と言ったうたい文句や表示をつけてスーパーマーケットで売るためには、必ず農林水産省が認定した機関から認証を受けなければなりません。「有機」認証を受けてはじめて、この「有機JASマーク」が商品に表示できるというわけです。このマーク、スーパーに並べられた野菜や果物についている人を見た人も多いのでは?これは2000年から始まった法律ですが、それ以前、乱立していた「有機野菜」と言うものが規格化されたという意味では一歩前進です。