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丹羽順子(にわ・じゅんこ)のホームページにようこそ!このサイトでは、環境問題やサスティナブルな暮らし方について、ブログ形式にて思いつくまま書いています。世界中の旅の記録や、映像作品もご覧頂けます。お気軽にコメント、メールお待ちしております。  koko@junkoniwa.net

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June 24, 2008

let’s all share! (過去はゴミの山、未来は共有の知恵)

letsallshare.jpg
昨年来、洋服の交換イベント”xChange”を始めてから「所有じゃなくて、共有」「消費じゃなくて、交換」という考え方で社会が機能していくことが環境問題を解決する一つの重要な道筋だと感じているんですが、2008年6月号のUK版エコロジストで「みんなでシェアし合おう(let’s all share)!」というコンセプトのこんなサイトを見つけました。ナイスアイデア!楽しそう!

このサイトでは、買ったのだけど家に置きっぱなしで使わないもの(スキー用品、べビー用品、BBQグッズ、礼服、家具、本などなど何でも)を掲載し、必要な人に必要な時だけ使ってもらう/または差し上げる、というつながりを作るきっかけを提供しています。値段をつけたり、保証金額も設定できるようになっています。モノに加えて、自分ができるサービス(ベビーシッターしますよ、一緒に車に乗れますよなど)もシェアできるといった仕組みです。

参加する際には、自分の郵便番号を記入。すると「自分が住んでいる地域」のコミュニティーに自動的に登録され、近所の人たちとモノやサービスを貸し借りできるようになります。それから「自分の家族や友人など信頼できる人たち」のコミュニティー」にも参加して、より顔の見える関係性の中で安心してやりとり出来るような工夫もされています。現在はUKのみの運営のようですが、これは日本でも企画化したらかなり面白そう!と思いました。

「交換」とか「貸し借り」とか「共有」をテーマにした活動って色々なものが出始めている気がしています。リュックサック・マーケットは先週三鷹でも開催されたみたいだし、先頃ファッションの交換サイトを知人が始めたりしています。老舗で素晴らしいのは、フリー・サイクル。こちらは今回紹介した”let’s all share”と似ているものの、メールベースで金銭のやり取りなしが基本。私は東京版に参加してるんですが、一日多いときは5通ぐらい「TVが必要なくなりましたので差し上げます。葛飾区に取りに来れる方に限ります」と言ったメールが届きます。実際、我が家もべビー用品は、このMLを活用させて頂いて、何度か見知らぬ方からお譲り頂いています。

ちょっとだけ必要だからって、毎回みんなが同じようなものを買い求め、それを押し入れや倉庫に眠らせている…なんて本当に資源とお金の無駄使い。今まであったようなリサイクル・ショップやフリーマーケットとは一味も二味も違う新しい試みから目が離せません!let’s all share!

サステナビリティー, 買い物 | コメント (2)   

June 24, 2008

グリーンピース職員逮捕について

新聞記事や全国テレビニュースでも大きく報道されていますが、グリーンピース職員2名が、調査捕鯨船がとった鯨肉入りの段ボール箱を、青森市内の運送会社から無断で持ち出したとして、6月20日に逮捕されました。(関連記事はこちらなど。)

日本の報道を見ていると、問題の本質が全く見えない、むしろ日本のメディアは問題の本質を隠蔽している気がしてなりません。ブログの書き込みやmixiのコミュでも、グリーンピースへの批判がほとんどを占めていますが、その内容は「警察に逮捕された=グリーンピースはやっぱり過激な悪者」という表層的・感情的なものです。(海外のメディアはむしろ逆でグリーンピースの主張を大きく扱っているものも多くあります。)

今回の逮捕がなぜ行なわれたのか。「調査捕鯨」と言う名で水産庁が押し進める「国策」に反対する個人や団体を潰すための不当逮捕としか言いようがありません。(宅急便の配送品を無断で持ち出したことについて、グリーンピースは任意出頭し、資料も提出していました。詳しくはグリーンピースのサイトなどで。)一方で、引き金となった「調査捕鯨船の乗組員が自宅にクジラの肉を郵送している」とグリーンピースが告発した件は、不起訴処分で何事もなかったかのように事態は終焉してしまっているようです。

グリーンピース職員が逮捕されたことで、調査捕鯨それ自体の是非を問う議論はどこかに消しさられてしまっています。少し前に読んだ星川淳さんの「日本はなぜ世界で一番クジラを殺すのか」に「国際的に捕鯨が認められて堂々と出来るようになったらその先のビジョンは、と水産庁の役人に聞いたら言葉に詰まっていた」という内容の印象深いエピソードがありました。政府は、国際社会のルールや価値観に反してでも捕鯨を強行したいと意固地になっていると言わざるを得ません。

少々過激なことをしてもメディアにニュースとして取り上げてもらうことで団体や反対事案について関心を高めてもらう、というのが国際的なグリーンピースの手法だと思います。でも今回は残念ながらそこまでの意図はないようだし、これを機に捕鯨問題についての健全な議論が深まるということもなさそうです。

このことに関連して、参加しているMLで「茶色の朝」 という本が取り上げられていました。わずか11ページほどの小さな本。フランスではベスト・セラーになっていて、日本ではヴィンセント・ギャロが挿絵を担当し、初版(6千部)はたちまち売り切れ増刷中だそうです。茶色はファシズムの象徴で、ある男の生活を通して「ファシズムの危険は市民の事なかれ主義に潜む」と言った指摘をしている本です。

この本にメッセージを寄せている哲学者の高橋哲哉氏は、「日本もだいぶ、茶色になっている。例えば、多くの人は民族学校の朝鮮人生徒への嫌がらせをおかしいと思う。戦後民主主義の最低基準に触れるからだ。でも、自分の小さな生活が脅かされないと放置する。こうして茶色に慣れていく」と。イラク復興支援、盗聴法、改憲、教育基本法改定、宇宙基本法…. メディアで何回も流されると国中で既成事実化され、お茶の間で違和感が消えて、ろくにどんな事になるのか考えもせず忙しい自分の日常に没頭していく…私もそんな経験が何度もあります。

高橋氏は「正直、手遅れかもしれない」とした上で、「思考停止をやめること」「考え続けること」の重要性を説いています。今回のグリーンピース職員逮捕のニュースによって、警察発表を鵜呑みに扱いコトの本質を見失っている日本のメディア、そして報道を鵜呑みにし「警察に逮捕される=悪者」という薄っぺらい認識しかもたない社会全体の怠慢さに、恐ろしささえ覚えました。

そして何より私を含めた1人1人が「違和感を放置しておかないこと」が重要だと感じました。先週、鎌倉の友達が市議会に六ヶ所村の核燃料再処理施設についての意見陳述に行きました。つきなみですが、自分が正義感を感じた事に小さなアクションでも声を上げていくことが大切だし、特に捕鯨問題に関しては、日本は国際的にも相当変な方向に進んでいることを今回の逮捕劇で気づくことが必要。世界では「環境問題と言えば、クジラ!ウェール!」という人が本当に多いし、日本はかなり批判されています!

<関連サイト>
クジラの情報サイト
逮捕された佐藤さんのブログ… 今は別の方が更新されています。


おまけ:
河口恭吾の「地球兄弟」久しぶりにはまっていて、ここ数日の超ヘビーローテーション。声も歌詞もルックスも全て良い!高校生の時にファンになった徳永英明以来のヒットだわ。森山直太朗とか、せつなく真っ直ぐでハスキーな声の男性ポップボーカルが実は好きなのです…

サステナビリティー, 気になるニュース | コメント (13)   

June 16, 2008

アフリカの子どもたちのために出来る事

先月は横浜でアフリカ開発会議が開催され、新聞などのメディアもアフリカ特集が多かったですね。私もこの所、アフリカが気になってしょうがありません。異常気象や原油価格の高騰で、潜在的に一億人が食糧危機に直面していると聞くといてもたってもいられない気持ちになって、即効性のある行動をいち早く起こしたい気持ちに駆り立てられます。そこで取り急ぎですが、国際NGOセーブ・ザ・チルドレンの「チャイルド・リンク」という支援活動に参加しました。月々3500円支払うことで、アフリカの子どもたちの支援に携われるプログラムです。お金の援助をすれば事態が改善するわけではないことは承知の上、1人でも多くの子どもたちの生活の足しになればと思い、私に今できるアクションとして「チャイルド・リンク」に参加してみました。

5月31日付けの朝日新聞「アフリカ特集」から、気になった数字やコメントを抜粋してみます。
・日本が80個も入る広大なアフリカ大陸。3億人が1日1ドル未満で暮らしている。
・女性の政治参加が進んでいる。(国家議員に占める女性の割合は、ルワンダ45%、モザンビーク35%、タンザニア30%、日本は11%。リベリアのサーリーフ大統領は、アフリカ初の女性大統領)
・アフリカは30年以上も声なき飢餓を経験してきた。肥料の使用量が世界で最も少なく、世界平均の4分の1。人口が増えているのに、農業生産は60年代初頭から停滞している。同時に、アフリカに広がる農業のやり方は、生態系や環境に深刻な問題を起こしている。森林消失率は世界平均よりも200%高く、養分枯渇の結果、アフリカの土壌は世界で最もやせている。南アジアでは耕作地の40%強に灌漑施設が整備されているが、アフリカでは5%未満だ。(コフィ・アナン/前国連事務総長)・・・ロック歌手のボノ氏も、洞爺湖サミットで期待するのは「農業危機に対応する国際メカニズム」と言っています。
・欠けているのは「決意」なのだ。何もしないのは一種の共犯だ。(ジョージ・クルーニー/俳優)
・アフリカ支援においては、一方的に手を差し伸べるというよりも、まずアフリカとの交流の中で、互いに学び合うという姿勢が必要なのではないでしょうか。アフリカの人々にとって、そして彼らとともに地球に住まう我々にとって、本当に幸せにつながるのかということを真剣に考えながら、アフリカの人々を支援していく必要があるのではないでしょうか。(安藤忠雄/建築家)
・「私たちをかわいそうだと思わないで下さい」。あるアフリカの国の駐日大使に言われたことがある。アフリカとつながるのは何かを背負うことではなく、豊かさや素晴らしさを知る事。援助をする際にも、彼らの文化や知恵、生きるスピードを尊重する事が重要だと思う。(MISIA/歌手)
・わずか6ペンス(約15円)で1人のエイズウィルス感染者に必要な1日分の薬を提供できる。そう語ったボノ氏の言葉が忘れられません。(ジョルジオ・アルマーニ/ファッションデザイナー)
・「世界を変える最強の武器は教育だ」。ネルソン・マンデラの言葉だ。世界の指導者は8年前、2015年までに世界中の子どもに良質の初等教育を受けてもらうと約束した。(ゴードン・ブラウン/英国首相)
・厳しい現実の中で前向きに一生懸命に生きる人々から、日本の私たちが学ぶべき事はたくさんある。(黒柳徹子/俳優・ユニセフ親善大使)…..世知辛い事件の多い昨今、特に身にしみる言葉です。モノや情報があふれ、見せかけの豊かさがすみずみまで浸透した社会では、人はどんどん孤立化していく。アフリカのように限りあるもので工夫して何とか生き延びようと賢明に頑張る人たちの不自由なようで自由な生活。
・注意深く敵を選べ。敵こそがあなたの立場をはっきりさせ、敵との関係は親友より長続きする。露骨な闘いをしないようにすることで、我々はブッシュ米大統領のような人たちとも興味深い関係を築いてきた。何が私を駆り立てるのかと言えば、最初は一般的な正義感からくる怒りだった。だが今は、ばかげた現状に対する腹立たしさだ。私は慈善心よりも正義によって動かされて来たと思う。多くの人同様、私には慈善の側面もあるが、より気になるのは正義だ。(ボノ/ロック歌手)….同感!!!!

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そして我が家とアフリカとのつながりは、この植物。ジャトロファです!先日の石鹸ワークショップで頂いた種をまいたら、数日後にはもう芽を出しました!アフリカの力強い大地と人々に思いを馳せながら、大切に育ててみることにします。

サステナビリティー, 気になるニュース | コメント (7)   

June 16, 2008

こころのまつりと鎌倉の紫陽花

前回のブログ更新からすでに3週間ほど経っているではないですか!この間、色々書きたい事があったものの…なんだか考えがまとまらずにズルズル来てしまいました。そして今日のような夏日になると、海の近い鎌倉住民は浮き足立ってしまいます。夏はすぐそこだぁーー!
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さて週末は逗子の「こころのまつり」に行ってきました。噂通りのゆるゆるとした心地よいお祭りで新しい地元の仲間たちが一堂に介していた感じ。手作り商品のクオリティーの高いこと!そして元気のいい子どもたちが多くてびっくり。湘南界隈の未来は確実に明るいと思いました。当日の雰囲気は、是非写真をクリックして見て下さい。

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そして今年は成就院の紫陽花が素晴らしかったです!紫陽花をこんなに堪能したのは生まれて始めてです。たわわにぽってりと花をつけた色のグラデーションが見事でした。


<おまけ1>最近なんちゃってマクロビオティック料理に挑戦中。毎日おせわになっている料理サイト、クックパッドのレシピより、ひよこ豆のディップとバナナ・プディングが特にお気に入りです。簡単に出来て美味しいので、皆さんも是非お試しあれ!

<おまけ2>最近グリーンTVで字幕や編集など担当した映像で、おすすめなのがこちらの2本。残念ながらグリーンTVのサイトは皆さんからのコメントを受け付けていないのですが、もうすぐリニューアルしますのでもう少々お待ちを!
・フェアトレード・ファッション・ショー in TOKYO / ・More for Less 〜ゴミ箱の中身〜

<おまけ3>天藍は1歳6ヶ月になりました。よく食べよく遊びよく寝て、健康優良児!最近は「ママ」を連発していて、かなり可愛いです。だいぶ言葉も出てくるようになってきました。海に連れて行くと真っ裸になって野生に戻っております。

私の生活, サステナビリティー | コメント (4)   

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